浮世絵っぽい絵が描きたい その3
浮世絵って?
きーちゃんは『打ち首獄門同好会』のにわかファンでございます。そこで描いてみました。
ちょっと、かなりアバウトな楽器になりましたが、昨日の下絵を仕上げてみました。全然、納得も満足もいっていませんが、浮世絵っぽさはだいぶ出てきたと思いませんかい?
さて、今さらながら『浮世絵』ってなんだ?ということで調べてみました。今まで、自分のイメージだけで多色刷りの版画だと思っていましたが、どうやら違うようなので、改めて調べてみました。
Japaaanというサイトさんの
このページですね↓
浮世絵は江戸時代から明治にかけて描かれた風俗画のことで、木版画だけに限らないのだそうです。なるほど。肉筆画だったものが版画になったことで量産されて、大衆の娯楽文化になったということですね。
いろいろ調べていると大正から昭和初期に『新版画』なるものも出たらしい。これはこれで大変美しいけれど、江戸から明治にかけての浮世絵とは少し違うような気がします。
さらに浮世絵っぽく描くために
今回描いていて思ったのは、江戸時代の浮世絵の描き方のパターンをを取り入れることで、浮世絵っぽく感じられるのではないかということ。
たとえば、今回、波を『月岡芳年』の絵を真似てパターンとして描いてみたけど、それだけで、浮世絵っぽさが増す。(うまい下手は置いといて)
また、身体の筋や筋肉の線?マンガなんかでも手の甲なんかに描いてあるけど、現代のマンガとはちょっと違うかな。
<今やってること>
1 浮世絵のパターンを取り込む。
2 下地の色はベージュのような砂色にする。
3 色遣いは少し濁らせる。
4 テクスチャのレイヤーを作ってかける
3の色使いのことは、明治に入ってからの西洋の絵の具のせいなのか、時間による退色具合のせいなのか、時々クリアな色も見かけるので、違和感のない色だったりせずとも、際立たせるために鮮やかな色を使ってもいいかも。
4のテクスチャはまだいろいろ実験中でして、どんなテクスチャをどんなふうに使えばよりレトロ感がだせるのかは、不明。
構図もけっこう大胆な構図にした方がいいのかもしれな
い。
やれやれ、この絵は結局、昨日丸一日かかりました。調べたりが多かったのもあるかな。
以前の記事もどうぞ
ではでは
またね(=゚ω゚)ノ