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大阪暮らし ぼちぼちいこか

大阪に住み始めて7年めのきーちゃんが綴る大阪での日々のことあれこれです。

大阪と台風と地震 防災意識を高めよう

大阪の気候と台風 

 昨日(2019年9月4日)夕方5時くらいに大阪市内は雨が降りました。久々のひどい雨でした。雷が鳴って、大粒の雨が約30分くらい続きました。

降る前には黒い雲がもくもくとやって来るのが見えました。雨が降りそうだなぁと思ってから雷が遠くで聞こえ、いきなり激しい雨が降り出しました。

 最近は日本全国、毎年のように災害が起こっています。温暖化による異常気象なのでしょうか。

 大阪の夏は蒸し暑いです。空気が湿気を含んでいて、ねっとりと、まとわりつくような蒸し暑さです。冬はそんなに寒いと感じたことはありません。雪もちらちらと降る程度です。だから夏の暑さをのぞいては、気候的には住みやすいところかもしれません。

 大阪は温暖で雨の少ない瀬戸内気候に属していて、雨は少ないようですが、大阪に来る前に住んでいた地方はため池がつくられるほど雨が少なかったので、そこからするとそんなには少ないようには感じません。住んでいた地方では長靴を履いているひとはほとんど見かけませんでしたし、持っている人も私の周りではいませんでした。大阪では雨の日にはおしゃれな長靴を履いている人をよく見ます。備えて持っているということは、あながち私の感想も間違ってはいないのかなと思います。

 大阪は四国、紀伊半島、中国山地に囲まれている盆地の地形です。そのせいで風が流れず、蒸し暑い夏になっているのでしょう。

 この囲まれているということは、台風から守られている土地ということもできます。

 博多では子どもの頃、台風が来るとなると、それっとばかりに準備していましたが、最近はどうなんでしょうか?

福岡育ちと大阪育ちの台風に対する心構えの違いの5コママンガ

 

 ぽーさんに

「台風が来るからベランダをかたづけたり、買い出ししたり、備えた方がいいかな?」

と聞いたことがあります。

ぽーさんはそんなにしなくても大丈夫と言っていましたが…

 大阪は去年、大きな台風被害を受けました。大阪の人もこんなことは初めてという人が多かったです。台風の通り道が変わってきているのでしょうね。

 去年の台風の時は、私は大阪駅前ビルで講習を受けていたのですが(休みにはなりませんでした)、朝出かけて、夕方に帰りましたので、台風が通り過ぎた一番ひどい時間帯はビルの中でした。帰りは電車が止まっているということだったので、徒歩で帰りましたが、木が折れていたり、瓦が落ちていたり、自転車置き場の屋根が落ちているところもありました。

 テレビでは橋の上を通るトラックが風にあおられて横倒しになっている映像や、建物の外壁がはがれたり、飛んできたスレート材がマンションの8階の窓ガラスを突き破り、中にいた人が亡くなられたという報道も見ました。

 気象がおかしくなってきている昨今、大阪も台風は今までと認識を変えて、もっと気をつけた方がいいのかもしれません。

大阪と地震と防災意識の大切さ

  今日のお昼ごろ、突然スマホのアラームが鳴りました。

 慌ててスマホを確認すると、大阪市の防災訓練だったようです。確認しながら、ホッとして、そういえば、防災訓練があるとテレビでお知らせしてたなぁと思い出しました。

 防災訓練のお知らせでは南海トラフの津波を想定していて、建物の3階以上へ避難をうながしていました。

 来ると言われている南海トラフ地震、地震発生後約2時間弱で大阪に到達すると予想されています。津波による死者は、私が住んでいる福島区で約8500人、大阪府全体では113,991人と予想されています。

 大阪市は海抜ゼロメートルのところが多いのです。それは大阪が上町台地を除くと、比較的新しく堆積した平野で、元々海面との標高差が無かったところへ、地下水のくみ上げで地盤沈下が進んだのだそうです。

 大阪は高知県や和歌山県の海岸沿いのように一刻を争う地域とは状況が違い、時間的な余裕があるので、慌てずに非難すれば死者を減すことができると思います。

 阪神淡路大震災で人間の無力さを知り、東日本大震災で大きな地震と津波の怖さを知って、熊本地震で突然の、思いもよらない地域での、夜の地震の怖さを知りました。

 大阪は過去に津波被害にあっているようですから、そこも調べたらよいかもしれません。なにか、わかること、役に立つことがあるかもしれません。歴史に学ぶことは大切だと東日本大震災は教えてくれました。

 環太平洋火山帯の上にある日本列島、大阪に限らず、いつ、どこでどんな地震が起こってもいいように備えて、心の準備をしておくことは大切ですね。

 去年の6月には大阪でも震度6の地震が起こりました。私は仕事中でした。

 介護職だったので早番出勤して、ちょうど朝食の配膳準備ができて、ほぼみなさんお席に着かれている状態でしたので、結果的に棚の物が落ちたりはしましたが、転倒や怪我などはありませんでした。

 私は地震と気づいて、周りの状況を確認して、立っていたかた(おひとりだけ)のそばに歩み寄るくらいしかできませんでした。

 みなさんがバラバラで行動されていらっしゃる時間帯だったら、どうだったろう?と考えます。幸運だったとしか思えません。

 今は昼間の時間は家に飼い猫のまるちゃんと二人です。先代の猫とは避難訓練をしましたが、まるちゃんとはまだです。一度、避難訓練しようかな。

 みなさんも防災意識を高めて、油断せずに、備蓄品や避難場所の確認などしてくださいね。

↓大阪市の防災のページです。一度目を通しておくといいと思います。

www.city.osaka.lg.jp